昔昔、わたくしがまだ小学生の頃の話。
忘れていた玉手箱が出て来たので記す。
それは、わたくしの祖父の友達とか言う
怪しい、おじさんから貰った物が入ってる。
(箱ではなく、中身だけ)
わたくしの今は亡き祖父。
ちょっと変わっているお爺さんだった。
病弱な妻(祖母)を早くに亡くし
1人で気ままに暮らしていた。
当時、既に現役(国鉄職員)を引退して
年金生活だったけど趣味だったのか
植木をたくさん持っていて、
庭師みたいな事を頼まれたらやっていた。
変わっていた、へんてこなお爺さんは、
当時には珍しく
バイオリンを持っていて弾いたり、
手品師みたいにステージで手品をしたり、
年に何回も海外旅行に行ったり、
まるで金持ちなのか?
でも持ち家でも無く、年金暮らしの
その日暮らしだとか言っていて
裕福そうには見えない身なり…
貧乏なのかよく分からない人だった。
その祖父の所に、山梨の宝石屋さんて人が
度々遊びに来ていた。
どんな繋がりで知り合ったのかは知らない。
騙されたていたのかもしれない…。
純粋に、友人だったのかもしれない。
ある時、お爺ちゃんから
「宝石屋さんから貰った物だおまえにやる」
と、ビニールに入ったコレを譲り受けた。
中身↓
宝石と言うより、石だね
並べてみる。
ビニール袋にごちゃごちゃ入っていたのを
思い出した。
屑だとか言ってたらしい。
金目の物は無いと言ってたけど。
こんなにあると凄い。
赤い石チーム
緑の石チーム
これなんか 価値があるんじゃないのかな〜
価値がよく分からない。
使い道も無いけど…
あの怪しい宝石屋さんもどちらの
どなただったんだか…。
35年?40年?近く前の話。
懐かしいな〜
へんてこなお爺さんと
怪しい宝石屋さんを思い出した日曜日。