あれはいいものを見た。
あんな風になってみたいものだ。
見たこっちまで、幸せな気分になり、
口元がほころんでニヤッとなってしまった。
2〜3日前の夕方のスーパーでのひとコマ。
わたくしは買い物を済ませ、
荷物を持ってお店を出る時の出来事。
一足前に、同じく買い物を済ませた
お爺さんが歩いていた。
更に向こうから、違うお爺さんがやって来た。
お爺さん同士が、わたくしの前ですれ違う。
お爺さん達は（70代後半かなくらい）
ウチの親と同世代くらいか、ちょい上か。
お互い知り合いの様だった。
声を出すでもなく、お互いが遠くから
片手を挙げて近づき軽い挨拶の様に見えた。
よくある老人達の普通の挨拶の光景。
ただ、
それで終わりではなかった。
お爺さん達はすれ違い様に、そのままパチン！とハイタッチを交わしたのだ！！
何と！？
ハイタッチ？ パチン！！
その後も、立ち止まって話すわけでもなく、
そのまま、お互いの進む道へ進んで行った。
実にスマートに。
カッコイイ！！
何て、カッコイイんだ！！
まるで、若者の様に。
いや、今の若者もしないか？
きっとあの、お爺さん達は昔からの
知り合いなのだろう。地元の幼馴染かな。
若い頃からのお互いを知り尽くしているとか。
いつも、
ああやって挨拶を交わしているのかな。
などと、勝手に想像してして、ニヤッと
口元がほころんでしまった。
カッコイイな。
ハイタッチを交わす老人。
単なるご近所とか、知り合いの人では、
そこまではやらないだろうからね。
それ以上の、そこには気の置けない友情？
何かそんな厚い絆みたいなものを感じた。
それがお爺さんなんだから、
きっと、長い付き合いなんだろうな。
厚い、深い絆の友。
カッコイイな。
わたくしも地元の人間だけど、
ハイタッチを交わせる友は多分居ないな…。
カッコイイな。
羨ましいよ、お爺さん達。
いいものを見たよ。
お爺さんの写真は撮れなかったから、
（当たり前だよね）
今朝の富士山を。
今週も土日テストの娘を早朝学校まで送る。
ご機嫌な富士山。
山肌までよく見える。
お天気な日曜日
今日は何をして過ごそうか。
